外食企業で新しい発見
新しい店の出店の仕事内容を学習
(2014/10/31)
日本の外食は味やサービスの良さはもちろん、料理の種類の多様性でも素晴らしい文化に成長、産業としても大きな世界を築いています。

生徒が訪問した企業も、こうした外食産業の中にあって新しいビジネスモデルを産み出し、今も革新を続ける努力を続けています。
生徒たちは、こうした外食店の名前は知っていても、そこを経営する企業とその本社で行われている仕事について知る機会はありません。
今回はそうした仕事を知る機会が得られました。

会社説明を受ける中で、経営する店名が紹介されると、その店が今回訪問した企業によって経営されていることを初めて知ります。
「料理の種類がこんなに違ういろいろな店をどうやって経営できるのですか、難しくないですか」
「店を出す地域や場所を考えて店の料理の種類を変えたりするのですか」
生徒からの質問です。

質問を受けて、社内外の専門家による綿密な調査と素早い判断がなされ、プロジェクトがスタートする様子が説明されました。
新しい店舗計画では、スタッフが仕事を分担しつつも、相互に確認しながら、チームで推進されることに生徒たちは大きな関心を持ったようです。

新しい店を成功させようと努力する社員の皆さんの仕事内容やプロ意識に触れた今後は、生徒が店で食べる料理の味わいにも大きな変化があるかも知れません。
生徒が最新大規模マンションの管理運営を学習
日々行われる努力と安心安全サービスに注目
(2014/10/21) 
マンションデベロッパー企業で生徒たちが、最新マンションとそこでの地道な仕事と住みやすい環境を提供するための努力について学習しました。
最新マンションには最新設備が導入されているほか、管理運営についても最新のサービスやノウハウが導入されています。

マンション敷地内に設けられた様々な施設とそこで居住者向けに提供されるサービスには目を見張るものがあります。生徒たちにとって初めて目にするものがほとんどですが、それ以上に各分野の専門家、マンション管理のベテランたちがチームを組んで管理運営に取り組み、プロとしての仕事を推進していることを初めて知ることができました。居住者が毎日、快適で安心安全に生活できる環境づくりを行い、居住者に必要とされるサービスを工夫し、提供する努力が続けられていることに驚かされたようです。 

日々の大規模マンションを支えるソフト面の仕事を知る機会は滅多にありませんが、今回はその全てを知る素晴らしい学習になったはずです。
大阪・京都・神戸での学習
多様な業種の企業・機関を訪問
(2014/8/2) 
訪問学習を行う場所は東京都内だけではありません。
首都圏では神奈川県内、そして近畿地方でも実施しています。

近畿地方のうち大阪、京都、神戸は本社を置く企業も多く、また業種も多様で訪問学習に適しています。
生徒の希望に基づいて、都市ごとに利用する公共交通機関などを考えて準備を進めます。

生徒が訪問したのは住宅設備の企業。生徒たちも普段使用している設備ですが、企業の方から新製品を企画する際に実に様々な部分への配慮がなされ、安全面にも気を使っていることの説明を受けていました。使いやすい製品、デザイン面での工夫も学習しました。

さらに会社には数多くの部署があり、専門性と多くの経験を持つさまざまな専門家が働いていることも学習しました。
「仕事の奥が深いですね」。生徒の感想でした。 
ベンチャー企業で知った経営者の熱い思い
創業時の様子についても学習
(2014/5/30)
新しいビジネスモデルによって事業を開始したベンチャー企業。
成長を続ける若い企業を生徒たちが訪問しました。

生徒たちはネットを使った仕事の仕組みの説明を受け、その豊富なアイデアにしきりに感心していました。
「この仕事のアイデアはどんなきっかけで生まれたのですか?」。生徒が各自1つ以上の質問をします。
それに対して講師役の社長さんからは当時の状況やそれを事業の形にするまでのことを、熱い思いと共に話してもらいました。

多くの人に事業に対する理解を得るための粘り強い努力を続けたことや、貫いてきた経営姿勢などについての話も出ました。
「自分たちの仕事によってどれだけの人が喜んでくれるか。喜んでもらった量が仕事の価値だと思う」
生徒たちにとって、仕事をすることは何かを考える素晴らしい機会になったようです。 
建設設計の仕事を学習
仕事で大切にしていることは何?
(2014/4/20) 
建物の建設で大切な仕事が設計。生徒にとって大きなビルや施設の設計がどのように行われるのか、それを知る機会は普段の生活ではありません。
このほど生徒が訪問した会社では、設計を担当する皆さんから設計する時に大切にしていることとして、建物の用途や建物を建てるお客さんが求めているものをしっかりと理解すること、さらに建物を使う人の立場で設計することや、設計する仕事の責任についても教えてもらいました。

建物の完成イメージ画を見ながら、なぜそのようなデザインにしたのか、理由についても聞きました。
社員の方が建物のことを「作品」と話されていたことにも感激していました。 
就業体験の実施、事前・事後指導が大切
国立教育政策研究所がキャリア教育支援資料作成
(2014/3/27) 
国立教育政策研究所は、 キャリア教育支援資料「キャリア教育・進路指導に関する総合的実態調査」パンフレット を作成しました。

キャリア教育や進路指導に関する実態を把握と、学校におけるキャリア教育・進路指導の改善・充実をはかるための基礎資料とするために先に実施した「キャリア教育・進路指導に関する総合的実態調査」の結果を踏まえて作成したもの。

キャリア教育が児童生徒の「学習意欲」の向上を促すという点について、データや事例を用いて紹介、解説しています。
資料では、高校で行われている就業体験について、事前・事後指導を十分に行うほうが生徒の体験への取り組み方や成果が実感される結果が出ているとしています。生徒が自身の進路について考える効果や、学習全般に対する意欲の向上などの面でも事前・事後指導の差が表れているようです。
また中学校については、キャリア教育の取り組みが断片とならないように、学校で育てたい能力を明確にし、日々の授業、課外活動、係活動、委員会活動などをつないだ実践を進めていくことを勧めています。 
高校生の受験と大雪
都内での班別行動の経験も役立った
(2014/2/20) 
高校生の大学受験サポートを行うと、地方から都内に受験に来ている生徒の受験終了までの不安がよく分かります。
特に今回の2度にわたる都心での大雪は、都内に住んでいる者でも移動の困難を経験したのですから、初めての東京での生徒の不安はかなり大きかったようです。保護者やサポートスタッフがいることで少しは不安が和らいだようですが。

特に交通機関の乱れは心配です。乱れがあっても回避ルートが分かっていれば多少の安心感もありますが、朝になって積った雪を見た時はかなり心配になったと言います。
受験大学の最寄り駅まで来れば、案内や地図、スマホのナビもあって道も迷わないものの、そこまで行くために何度か電車の乗り換えがあると少し不安が出てきます。

ある生徒は「修学旅行での都内での班別行動で地下鉄やJRの出口や乗り換え口を間違えたらダメなことが分かっていたので、電車の乗り換えなどで間違えないように注意した」と言っていました。
高校生活中の様々な体験、経験は受験でも決して無駄にはならないようです。 
 2014年のサポート活動もスタート
本年も宜しくお願い申し上げます。
(2014/1/26)
2014年もスタートしました。
すでに今春の訪問学習予定の学校サポートも昨年末から始まり、年末と新年の区別がつきにくいような状況ですでに1月も過ぎようとしています。

2013年も大勢の中高生のサポートを行い、多くの企業のご協力を得ることができました。
昨年の傾向は、ICT系企業の新規ご協力先が増えたことです。

ネットと結び付けたビジネスが数多く生まれていますが、ICTに関連した仕事の魅力、やりがいを子どもたちに伝えたいという思いと、自分たちが経験できなかった中高生時代の企業訪問学習を叶えてあげたいという企業の皆さんの思いもあります。

訪問学習をお願いするためご挨拶に訪問した時、「もちろんいいですよ」という言葉と笑顔が返ってきます。今年もそうした皆様のご厚意を最大限に生かせるよう努力して参ります。
今年も宜しくお願い申し上げます。