消費者向け製品の普及のための努力
グローバル企業でマーケティングの役割と仕事を学習
2019/12/24 
消費者向け製品や医療機器を取り扱う企業で訪問学習を行いました。
生徒たちはグローバルに展開する企業プロフィールについて学んだ後、同社の事業分野が多岐にわたることの説明を受けました。
続いて日本法人の事業活動と代表的な製品、他にはない最新製品の特徴について学びました。

訪問先では生徒たちが普段できない体験もさせていただきました。
そして企業の皆さんが製品の開発・製造に努力するだけでなく、消費者に対して製品を知ってもらい、関心を持ってもらうマーケティング活動による様々な努力をされていることを知りました。
親しみのある雰囲気の中での学習で生徒たちにとっても素晴らしい学習体験になったようです。
学校への出張授業、2019年も終盤
今年最後は国立大学附属中等教育学校で実施

2019/11/21
学校サポートセンターではコミュニケーション教室やマナー教室、さらに専門家による出張授業などを行っています。
講師の日程の関係で年間数多くは実施できませんが学校からの要望は大変多くあります。
昨年も国立、公立、私立の中学や高校で実施しましたが、今年も各地で実施、今年最後の授業は都内の国立大学附属中等教育学校で実施しました。
生徒の皆さんが今後5年間、個人で行う研究活動で必要な調査・取材に際しての大切なマナーやコミュニケーションについて学ぶ教室です。

調査や取材過程の各シーンを具体的に想定した内容です。
取材申込電話前の事前準備や相手への配慮、ご協力のお願いの仕方、お話を聞く時のマナーや、取材相手との上手なコミュニケーションの取り方等について、生徒自身が相手の立場に立って考えることを大切にしています。
来年もすでにいくつかの学校での出張授業が計画されています。
 
世界2位のシェアを誇る企業で知ったこと
全社員の提案が培うモノづくりのマインド
2019/11/1
世界シェア2位の優れた製品を持ちグローバルに事業を行う企業で生徒たちが学習にのぞみました。

生徒たちは高い技術力と製品品質など世界に誇る製品力だけでなく、毎日行われている全社員からの積極的な提案制度について知りました。
日々の提案を通じて社員の皆さんが常に考え、工夫と改善が続けられていることが高い品質のモノづくりの基礎にあることを学びました。
これからの社会を考える学習
リサイクルで社会に貢献する
2019/10/7
地球環境の変動が大きな課題になっていますが、中学生が廃棄物リサイクルに取り組む企業で実際の仕事内容や仕事の役割、職員の皆様の仕事への思いについて学習しました。

廃棄されたものを資源としてもう一度利用できるようにする仕事は不可欠。対象はプラスチックだけでなく、ガラスや金属類もあります。
これらをリサイクルするために専用の機械が大いに役立ちますが、細かいところは人手に頼る部分もあります。
生徒たちは、仕事の社会的役割について学ぶとともに、自分たちもできるだけゴミを出さない努力が必要だとの感想が出ていました。

続いて生徒たちは、数十年経つと一斉に耐用年数が来て廃棄物として出てくる製品があることを知り、たいへん驚きました。
想像していなかった製品なので驚きです。
急速に普及したものは一斉に廃棄物になります。
企業の皆さんはそうしたことも想定して様々な準備をされているとのこと。

企業活動や職業について学ぶことは未来の社会について考え、学ぶことでもあるようです。
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未来のネット社会の可能性と課題
高校生が企業で学習活動
2019/8/15
 多くの高校生がスマホを使用するようになっていますが、ネットを使用することによる多くの利便性と共に、そこには時に危険性も潜在しています。
このほど生徒が訪問学習を行ったICT系企業では、これからますます高速化して利便瀬も増すネット社会の大きな変化と可能性について学ぶ一方、自らが気を付けるべきことについても詳しく学びました。

当日は生徒からも多くの質問が寄せられて充実した学習になりました。
生徒にとっては自分たちが活躍するこれからの社会の変化についても考える機会になったようです。
ICT企業の隠れた努力
サービスを使いやすくする仕事を知る
2019/6/24
生徒たちがICT関連の企業で学習活動を行いました。
今回の学習では、ネットを使ったサービスについての紹介を受けた後、企業としてサービス内容を充実させて利用者に満足してもらうために行っている重要な仕事について学びました。

企業が提供しているサービス内容そのものにいくら魅力があっても、利用しづらいと敬遠されてしまうという課題について説明を受けました。
その上で、企業としては利用者がサイトのサービスをスムーズに利用できるように努めていて、常に利用方法を分かりやすくする改善を続けていることを具体的に知りました。
何度もテストと改善を繰り返して使いやすいサービスに仕上げていく仕事です。
あまり知られていないICT企業の努力を学びました。
高校生が建設会社で訪問学習
海外での仕事の様子も詳しく
2019/6/7
建設会社で高校生の訪問学習が行われました。
たいへん多くの社員の皆さんからお話を聞くことができました。
年齢が近い若手社員の皆さんからは、学生時代、入社前後から現在の仕事のことまでお話を聞くことができ、会社での仕事についてより具体的に知ることができました。

仕事がプロジェクトのスタートから始まり、お客さんの希望を聞いた上で自分たちの強みを提案、仕事を受注することから始まるステップを踏んで進む仕事の流れも知りました。
また海外で行う仕事と社員の方の仕事の様子についても学びました。
海外での仕事は、複数の国の人と協力して作り上げますが、仕事仲間の文化や習慣の違いをよく理解することが大切で、こちらの意見も理解してもらいながら協力して仕事をすることの大切さを説明していただきました。
 
地図は日常生活で欠かすことができない情報ですが、地図に関連した仕事がどのようなものか、生徒たちはそうした専門的な仕事をされる企業で学習活動を行いました。

地図関連企業を訪問した生徒たちは多くのことを学ばせていただきましたが、地図がそれぞれの目的に合わせて多くの情報を組み合わせ、重ね合わせることで目的に合った地図に加工されることを知りました。
またそのために常に最新の情報を実際に現地で調べることの大切さも学びました。

日々変化する地図情報は私たちの生活や仕事、さらに防災などに対しても欠かせないだけに、常に情報の更新が必要です。
また企業や個人の利用者の要望も個別化、多様化するので対応する努力が必要なやりがいのある仕事でもあります。

※東京・日本橋は7つの一般国道の始点。写真は日本橋にある道路元標。
初めて聞く単語
社会の潮流と企業の経営ポリシーも学ぶ
2019/3/13 
生徒たちが訪問して学習する際に、ご担当者からのお話の中に「フェアトレード」「カラーユニバーサルデザイン」「クラウドファンディング」「サステナビリティ」といった単語が飛び出すことがあります。
このほど訪問した機関でもフェアトレードという単語が出てきました。

生徒たちはご説明を聞くうちに次第にその意味を理解することができました。
そして国内外でフェアトレードの取り組みを行っている民間企業や団体の存在を知り、その企業が行っている事業内容を具体的に知ることで理解が深まったようです。

普段は知る機会がない企業のそうした活動内容や事業に対する考え方に「相手のことも考えながら仕事をすることはそれ自体が『貢献』になっているのですね」と感想。
新しい言葉を通して新しい視点や価値観を知ることは、これからの社会の潮流や新しい仕事の仕方を理解するきっかけになります。
活動開始から20年目を迎えました
多くの生徒の皆さんの学習のお手伝い
2019/2/7
NPO認証の前からの活動期間を含めると、今年20年目を迎えることができました。
この間、たいへん多くの生徒さんの学習のお手伝いをすることができました。
活動開始当初の学校への出張授業などから始まって、企業訪問学習のサポートへとつながるまでには多くの経験を積んでまいりました。

今年もすでに各学校でのサポート活動を開始しております。
そして今も企業の皆様をはじめとして多くの企業、団体、機関のご理解とご協力が続いております。
常に一過性のイベントとして終わらせる活動ではなく、継続が大切という考えで活動を進めて参りました。

これからも企業訪問学習先の皆様方のご理解とご協力を賜りまして、生徒たちのキャリア教育を充実したものにできることを願っております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。